国登録有形文化財

創業は江戸末期にさかのぼり、代々、庄右エ門を継承し、現在四台目になります。
創業以来、堅牢を旨とし、木地と漆に徹底的にこだわり、用と美を追求してまいりました。
そのかいあって、広く皆様に信頼を頂き、大変光栄に思っております。

今後も「輪島塗」の質を高めるために、輪島の塗師屋としての誇りと志を高く持ち続けたいと思います。
そして現代の使い捨て時代に置いて、永く使い続けることのできる「暮らしの道具」を目指して参ります

平成26年12月19日に国の有形文化財に登録されました。

塗師文化の凝縮された主屋、土蔵、作業場、工蔵、土蔵が立ち並び、輪島ではこのような塗師屋の家屋配置を「住前職後」と言い、漆器生産の現場においてわずかな塵(チリ)や埃(ホコリ)を嫌うことにより可能な限りこれらを排除するために、気温や温度が安定した土蔵で作業を行なっています。